村井長持会の活動は、毎年1月の総会から4月第3週日曜日の長持巡行本番までが主な活動期間になります。
長持の竿用の桧の切り出し、切り出した桧の皮むきと形成作業、おんべの色染と作成、長持の飾りつけ、衣装の準備、当日の長持巡行と続きます。
平日の夜を中心にその年の役員はじめ都合のつく会員が集まり準備を進めていきます。活動の様子を写真とともに紹介していきます。
2月中旬ごろ、毎年会員が自ら山へ行き、長持竿用のヒノキを切り出します。
お清めをし、山の神様からご神木を頂戴します。
ご神木はロープをかけて皆で引き倒し、雪の中、
ロープで引き、山から下します。
切り出したヒノキを削り出し、長持竿に仕上げていきます。すべて会員が行っています。
皮むきや形成作業の時は桧の良い香りが公民館に充満します。
各ご家庭に縁起物として配布している「おんべ」はヒノキでできています。赤黄緑は荒神様(こうじんさま)を祀る色。
荒神様は火を鎮め、平和にする神様です。
色染めも会員自らが行います。
仕上げた竿に長持を取り付け、飾りつけを行います。
神事によって長持とおんべに神様が宿ります。
村井町を3竿に分かれ(北、南、西ルート)、道中長持唄を唄いながら長持行列を行い、おんべで各家庭にてお祓いをします。
長持竿を神明宮に奉納し、無病息災を祈願します。
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